アンタルヤスポルの監督に就任したシャヒン [写真]=Getty Images
アンタルヤスポルに所属する元トルコ代表MFヌリ・シャヒンが、同クラブの監督に就任する模様だ。5日、トルコ紙『Fanatik』が報じている。
アンタルヤスポルは、今シーズンのトルコ1部(スュペル・リグ)で8試合を消化し、2勝2分4敗。勝ち点8で全20チーム中14位と上位進出を果たせずにいる。今回、エルスン・ヤナル監督が解任されたことを受け、同クラブの中心的な存在であるシャヒンに白羽の矢が立った模様だ。
『Fanatik』によると、現在33歳のシャヒンが選手兼任監督となるのか、現役を引退して監督業に専念するのかについては現時点で不明だという。
なお、アンタルヤスポルの公式ツイッターには、ストップウォッチを手に指導しているシャヒンの写真が掲載されている。『Fanatik』が「ヌリ・シャヒンの時代」と報じたように、すでにアンタルヤスポルは“左利きのジネディーヌ・ジダン”とも呼ばれた新監督とともに歴史の新たなページをめくっている。
シャヒンは、ドルトムントのユース出身。2005年にトップチームデビューを果たすと、2007-08シーズンのフェイエノールトへの期限付き移籍を挟んで、2011年までドルトムントでプレーした。同年にレアル・マドリードへと加入すると、2012-13シーズンは出場機会を求めてリヴァプールに期限付き移籍。しかし、レアル・マドリード時代と同様にリヴァプールでも本領を発揮することはできず、2013-14シーズンは古巣のドルトムントに期限付き移籍で復帰。2014年4月には、ドルトムントに完全移籍を果たした。その後は、ブレーメンへの移籍を挟んで、2020年にアンタルヤスポルへと加入していた。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト