去就に注目が集まるマルセロ [写真]=Getty Images
2021-22シーズン限りでレアル・マドリードを退団した元ブラジル代表DFマルセロにヨーロッパの複数クラブが関心を寄せているようだ。21日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在34歳のマルセロは、2007年に母国のフルミネンセからレアル・マドリードに加入。果敢な攻撃参加を武器に左サイドバック(SB)の主力として長く活躍し、数々のタイトル獲得に大きく貢献。同クラブで公式戦546試合に出場し38ゴール103アシストを記録した。近年は若手の台頭などの影響で徐々に出場機会が減少。2022年6月30日の契約満了をもってレアル・マドリードを退団していた。
現在は未所属となっており、今後の去就に注目が集まっているマルセロだが、ヨーロッパの複数のクラブが同選手の獲得を検討しているようだ。報道によると、マルセイユ、ラツィオ、モンツァがマルセロに対し関心を寄せているとのこと。また、ミランからの関心も一部では噂されており、今後マルセロの獲得をめぐって複数クラブ間での争奪戦が勃発する可能性もあるようだ。
なお、マルセロに対しては、これらのクラブの他にもカタール、トルコ、UAEなどからの関心も伝えられている。しかし『マルカ』によると、マルセロ本人はヨーロッパでのプレー継続を希望しており、こうした国のクラブへの加入を決断する可能性は低いとされている。
レアル・マドリードで長く主力として活躍し、数々のタイトル獲得や記録達成に貢献してきたマルセロ。圧倒的な経験と実績、そして確かな実力を兼ね備える同選手の新天地は、果たしてどこになるのだろうか。今後の展開に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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