マンチェスター・C時代のアデバヨール [写真]=Getty Images
元トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールが21日に自身の公式Instagram(@e_adebayor)を更新し、現役引退を表明した。
アデバヨールは21日に自身の公式Instagram(@e_adebayor)マンチェスター・C時代のゴールシーンが映し出された動画を投稿。それとともに「最高の瞬間から最低の瞬間まで、僕のプロ選手としてのキャリアは素晴らしい旅だった。ファンのみんなに感謝している。すべてのことに感謝しているし、これからを楽しみにしているよ」と綴り、現役引退を表明した。
現在39歳のアデバヨールは身長192cmの大型ストライカー。リーグ・アンのメスでプロキャリアをスタートさせると、その後はモナコを経て2006年1月にアーセナルに完全移籍で加入した。高い身体能力と決定力を武器に前線の主軸として活躍し、在籍した3シーズン半で公式戦通算142試合に出場し69ゴールをマーク。2007-08シーズンにはプレミアリーグで得点ランク2位タイとなる24ゴールを挙げた。
2009年夏にはマンチェスター・Cに完全移籍。加入初年度はFWの主軸して活躍し、公式戦通算31試合出場14ゴールという成績を残した。また、アーセナル戦で得点した際に、古巣サポーター席へ全速力で駆け寄りゴールパフォーマンスを行うなどして物議を醸していた。加入2シーズン目は出場機会が減少し、2011年1月にはレアル・マドリードへのレンタル移籍を決断。同クラブで約半年間プレーした。
2011年7月にはトッテナムにレンタルで加入し、翌年夏に完全移籍に移行。同クラブには約4年間に渡って在籍し、公式戦通算113試合の出場で42ゴールを記録した。2015年9月にトッテナムを退団して以降は、トルコやパラグアイなどでプレー。2021年7月からは母国トーゴでプレーしていた。
また、2000年にデビューを飾ったトーゴ代表では、国際Aマッチ通算65試合に出場し26ゴールをマーク。同国代表が初出場を果たしたFIFAワールドカップドイツ2006では全3試合に出場した。
By サッカーキング編集部
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