欧州スーパーリーグ構想から正式に撤退する形となったユヴェントス [写真]=Getty Images
セリエAに所属するユヴェントスが、欧州スーパーリーグ(ESL)構想から正式に撤退する形となったようだ。6月1日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
2021年4月にバルセロナ、レアル・マドリード、ユヴェントスを中心として、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、リヴァプール、トッテナム、アーセナル、ミラン、インテル、アトレティコ・マドリードの12クラブが、チャンピオンズリーグ(CL)に代わる新たな大会として、ESLの設立を宣言。しかし、各方面からの非難が相次いだことで最終的にはバルセロナ、レアル・マドリードを除く10クラブが続々と離脱し、計画は頓挫していた。
ユヴェントスは、以前よりESL構想から撤退する手続きを開始していたが、そのためにはバルセロナ、レアル・マドリードの2クラブから承認を得る必要があった。この度、ユヴェントスはESL構想の参加が原因で追放された欧州クラブ協会(ECA)への再加入を要請。同協会の会長を務めるナセル・アル・ケライフィ会長は、ユヴェントスについて「欧州サッカーファミリーに再び加わる」とコメントし、ESL構想から正式に撤退する形となった模様だ。
一方で、バルセロナとレアル・マドリードは、昨年12月に発表された全64チーム制での“新フォーマット”によるESL設立計画を継続中であるという。
By サッカーキング編集部
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