メッシ(左)とC・ロナウド(右)は2024年のバロンドールで候補漏れ [写真]=Getty Images
フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は4日、2024年の男子バロンドール候補者を発表。30名のリストの中に、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ/アメリカ)とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア)の名前はなかった。
長年にわたってバロンドール争いでも“ライバル”として鎬を削ってきた両者。メッシは昨年で歴代最多8度目の受賞を果たしており、C・ロナウドもメッシに次ぐ5度の受賞を誇る。2007年に当時マンチェスター・ユナイテッドに所属していたC・ロナウドが2位、バルセロナに所属していたメッシが3位となって以降、両者が上位3名のリストに揃い踏みしなかった年は5回のみ。「どちらが獲るのか」ということにフォーカスが当てられるほど、バロンドールに愛された2人だった。
しかし、今回発表されたリストはメッシ、C・ロナウドともに選外。30名の候補リストにも入らなかった。
フランスメディア『レキップ』によると、メッシとC・ロナウドのどちらも不在のバロンドール候補者リストとなったのは、2003年以来のことだという。C・ロナウドは2004年に初めて候補入りし、12位にランクイン。対するメッシは2006年に初めて20位となった。以降、新型コロナウイルス感染症の影響により開催されなかった2020年除いて、両者は2021年まで常に1桁順位をキープ。2022年にはメッシがノミネートされなかったものの、C・ロナウドは20位に入り、逆に昨年はC・ロナウドが候補外だったものの、メッシは自身8度目のバロンドールに輝いていた。
双方の選手がともに30位以内に入らなかったのは21年ぶり。今年のリストは一時代の終焉を感じさせるものとなった。
By サッカーキング編集部
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