ギョステペMF松木玖生[写真]=Getty Images
スュペル・リグ(トルコ1部リーグ)第12節が10日に行われ、ギョズテペに所属するMF松木玖生が移籍後初ゴールを記録した。
今年7月にFC東京からサウサンプトンへの完全移籍を経て、ギョズテペに期限付き移籍した松木は、コンディション不良で出遅れ、第3節のデビュー以降、途中出場が続いた。第9節エユプスポル戦でようやく初スタメンに名を連ねたが、前半限りで途中交代。第10節では途中出場から決勝ゴールをアシストして存在感を見せたものの、第11節もベンチスタートとなり、チームも敗れていた。
10日に行われた第12節のコンヤスポル戦でも3試合連続のベンチスタートとなった松木。しかし、スコアレスで迎えた62分に途中出場すると、大きな存在感を放った。まずは投入間もない65分、味方からの落としをペナルティエリア手前で受けると、右足を思い切りよく振り抜き、豪快にゴールネットを揺らす。しかし、これは味方のポストプレーが惜しくもオフサイドとなり、得点は認められなかった。
それでもチームは後半アディショナルタイム8分にFWホムルがPKを決めて先制に成功。そして、1点をリードして迎えた後半アディショナルタイム10分に松木がカウンターで魅せた。ホアンからのパスで最終ラインを抜け出した松木は、左足でひとつ持ち出して、右足で冷静にフィニッシュ。ベガルタ仙台やFC東京でプレーしたコンヤスポルGKヤクブ・スウォビィクが守る牙城を破って、ゴール左隅に決まり、試合を決定づける2点目を奪った。
試合はこのまま2-0で勝利。松木はトルコ移籍後初ゴールでギョステペの勝利に大きく貢献した。
【スコア】
ギョズテペ 2-0 コンヤスポル
By サッカーキング編集部
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