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イングランド代表18歳DFを指揮官が称賛「勇気とクオリティがある」 両ウイングには苦言…

2025.03.22

トゥヘル監督が決勝弾のルイス・スケリーを称えた [写真]=Getty Images

 イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が、DFマイルズ・ルイス・スケリー(アーセナル)を称えた。一方でFWフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)とFWマーカス・ラッシュフォード(アストン・ヴィラ)に対しては不満を口にした。21日、イギリスメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 FIFAワールドカップ26欧州予選グループK・第1節が21日に行われ、イングランド代表はホームでアルバニア代表と対戦した。試合は序盤からイングランド代表がボール保持率で大きく上回る展開に。20分、ルイス・スケリーが代表デビュー戦となったこの試合で代表初ゴールを記録し、先制点をもたらす。後半からもボールを支配する展開は変わらず、77分にハリー・ケインが追加点となるゴールを奪い、2-0でトゥヘル体制の初陣を勝利で飾った。

 なお、ルイス・スケリーは「18歳176日」で代表デビュー戦での得点を記録。ラッシュフォードが保持していた「18歳209日」という同国代表デビュー戦における最年少得点記録を塗り替えた。

 アルバニア戦後、トゥヘル監督はルイス・スケリーについて「彼はオープンな性格をしている。キャンプの時点からすばらしかった。自信にあふれ、ユーモアも兼ね備えており、ピッチの内外であらゆるものが見えている。生来の自信を持っている。これが彼のやり方なんだ。勇気とクオリティの2つを持っている。決定的なプレーで我々のために先制点を決めてくれた」と、若干18歳のDFを称賛した。

 一方で、フォーデンとラッシュフォードのパフォーマンスについて「両ウイングともに普段ほどのインパクトは残せなかった」と指摘。そのうえで、「なぜ彼らにボールを素早く渡せなかったのか、なぜ時間がかかったのかはわからない。我々は、ボールを持っていないときのランニングが少し足りなかったし、パスやドリブルも十分ではなかった」と分析した。そして、「あまりボールを持って運ぶことができなかった。ゴールへ向かう積極性が足りなかった。トレーニングでは決定的だった。だから2人を選んだのだ」と両選手を先発させた理由を述べた。

 また、フォーデンについて「我々は、彼がもっとも得意とすること、つまり、ディフェンダーに向かってドリブルを仕掛けるよう指導していきたい」と付け加えた。

 イングランド代表は次節、日本時間25日にラトビア代表と対戦する。

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By サッカーキング編集部

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