[写真]=Getty Images, J.LEAGUE
世界から注目を集める欧州5大リーグと同じように、Kリーグでも監督の入れ替えは激しい。今シーズンはすでに
では、Kリーグで在任期間が長い監督は誰か。逆に最も短い監督は誰か。ここでは、“短命監督”を5人紹介する。
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▼5位 146日
タン・ソンジュン(
現役時代はFCソウルの前身である
▼4位 128日
ワルデマール・オリヴェイラ(
名前を見て分かるとおり、かつて鹿島アントラーズを率いたオズワルド・オリヴェイラ監督の実弟で、韓国でも注目を集めた。浦項は2009年にACLを制し、クラブ・ワールドカップでも3位という好成績を残していたことから、その栄光を引き継ぐことを期待されたが、Kリーグでは開幕直後から不振が続いて就任から126日で解任。この年、浦項はACLの決勝トーナメント1回戦で鹿島と対戦したが、“兄弟対決”は幻に終わった。
▼3位 120日
パク・ジョンファン(
その後、2013年12月に城南FCの監督を任されたが、選手への暴行事件などにより、就任から120日、わずか8試合を指揮しただけで辞任した。
▼2位 119日
ファンボ・グァン(FCソウル/2010年12月28日〜2011年4月26日)
大分トリニータでの監督経験やユース育成の実績を買われ、2011年にFCソウルの監督に就任。現役時代にKリーグでも活躍した元韓国代表の16年ぶりの母国復帰ということで大きな期待と注目を集めたが、リーグ戦では1勝3分け3敗、ACLでもグループリーグ敗退の危機に直面し、就任からわずか119日で辞任した。
ただ、その直後に韓国サッカー協会(KFA)の技術教育局長に就任し、現在は技術教育室長を務めている。
▼1位 15日
パク・ソンファ(
現役時代はKリーグ初代MVPにして、韓国代表としてもストライカーとして107試合出場26得点を記録。指導者としても浦項スティーラーズ(1996年〜2000年)でアジアクラブ選手権連覇、U-20韓国代表監督(2001年〜2005年)、韓国代表コーチ(2003年〜2004年)と、華々しい実績を誇るが、Kリーグで最も短命な監督として記憶されている。
ただ、指導力不足や成績不信が原因ではない。シーズン途中の2007年7月に釜山アイパークの監督に就任したが、同じ頃、前任者の辞任によりU-23韓国代表監督の座が空席に。KFAからの要請を受け、就任してわずか2週間後に辞任し、代表の指導を選んだ。この人事は当時のサッカーファンたちの怒りを買い、KFAも猛批判にさらされた。
文=慎 武宏(ピッチコミュニケーションズ)