韓国代表が予定どおりカタール代表と対戦へ [写真]=Getty Images
韓国サッカー協会(KFA)は16日、国際親善試合のカタール戦を予定どおり17日に開催することを発表した。
韓国代表は現在、日本代表と同じくオーストリアで合宿を実施。12日と14日に行った検査の結果、MFクォン・チャンフン(フライブルク)や、MFファン・インボム(ルビン・カザン)ら6選手とチームスタッフ1名の新型コロナウイルス陽性が判明していた。それでも、14日には残りの19選手でメキシコ代表との国際親善試合(2-3で敗戦)を行っていた。
また、カタール戦に向けて15日に全員が検査を受けた結果、新たにスタッフ1名の陽性も判明したが、選手に新たな陽性者はおらず、19名全員の陰性が確認された。そのため、カタールサッカー協会と協議し、FIFA(国際サッカー連盟)やUFEA(欧州サッカー連盟)の規定に則って、予定どおり開催することが決まった。
なお、陽性が確認された選手とスタッフは無症状で、現在は地元オーストリア当局の指示に従って滞在先のウィーンのホテルで10日間の隔離を行っている。ただ、クォン・チャンフンは地元当局や所属するフライブルクとの話し合いの結果、15日に隔離用の車でドイツに帰国。その他の陽性者の帰国に関しては、オーストリア政府や韓国政府と協議中だという。
また、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参加している全北現代モータース、蔚山現代、FCソウルの3チームに所属する選手は代表期間終了後、そのまま大会集中開催地のカタールに移動する予定。ただ、感染したGKチョ・ヒョヌは所属する蔚山現代との話し合いの結果、隔離終了後に韓国へ帰国するという。
By サッカーキング編集部
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