蔚山現代を率いるホン・ミョンボ監督 [写真]=FIFA via Getty Images
2021年シーズンのKリーグ1(1部)では、最年長監督と最年少監督がいずれも元Jリーガーであることをご存じだろうか。
Kリーグ1の全12クラブで最年長の監督は、今シーズンから蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)を率いるホン・ミョンボ監督(元ベルマーレ平塚、柏レイソル)で、1969年2月生まれの51歳。次点は光州(クァンジュ)FCのキム・ホヨン監督で、ホン監督より約8カ月遅い1969年10月生まれだ。
最年少は城南(ソンナム)FC率いるキム・ナミル監督(元ヴィッセル神戸、京都サンガF.C.)で、1977年3月生まれの43歳。同年生まれには水原(スウォン)FCのキム・ドギュン監督(元京都)、FCソウルのパク・ジンソプ監督もいるが、キム・ナミル監督が最も遅い誕生日となる。
なお、ホン・ミョンボ監督とキム・ホヨン監督を除き、残り10クラブの監督が1970年代生まれという形に。全12クラブの監督平均年齢は約47.3歳で、直近のシーズンと比較し最も若い平均年齢となった。
Kリーグ2(2部)では、最年長がFC安養(アニャン)のイ・ウヒョン監督で55歳。最年少は忠南牙山(チュンナム・アサン)のパク・ドンヒョク監督(元ガンバ大阪、柏)で41歳だった。全10クラブのKリーグ2では、FC安養とソウルイーランドFC以外の8クラブで1970年代生まれの監督が指揮を執っており、平均年齢も約46.5歳と1部より若い。
ちなみに、2021年シーズンのJ1リーグ最年長監督は柏レイソルのネルシーニョ監督で70歳、最年少はサガン鳥栖の金明輝監督で39歳。全20クラブの平均年齢は約52.6歳となっている。
文=姜亨起(ピッチコミュニケーションズ)