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新型コロナウイルスの感染がタイ国内で急拡大していることを受け、タイリーグは2021ー22シーズンの開幕日を変更することを発表した。
タイリーグは昨シーズン、新型コロナウイルスの影響による長期中断が生じたことにより、急きょ年をまたいでのシーズンに変更。今シーズンも2021ー22シーズンとして行われることが決まっており、1部と2部は7月31日に開幕する予定となっていた。しかし、タイ国内での感染拡大が止まらない状況であるため、同国スポーツ庁の要請を受けて開幕時期を変更することが決まった。
もともと9月の開幕予定であった3部の日程に変更はないが、7月31日開幕予定だった1部と2部の開幕は2週間ずらして8月13日に変更。さらに、昨季リーグ王者のBGパトゥム・ユナイテッドと同カップ戦王者のチェンライ・ユナイテッドが対戦するタイランドチャンピオンズカップの開催日も、当初予定されていた7月24日から8月8日に変更されることが発表された。
現在、タイでは1日の新規感染者数が1万人に迫る勢いで、全土に感染が急拡大している。タイリーグは変更された日程は余程のことがない限り再延期されることはないとしているが、現状を考えればさらなる日程変更の可能性も否定できない状況となっている。
文=本多辰成