[写真]=Getty Images
16日、タイリーグ1部のチェンライ・ユナイテッドが、2018年にサガン鳥栖でプレーした元日本代表MF加藤恒平の獲得を発表した。
ジェフユナイテッド千葉の下部組織出身の加藤は、立命館大を経て2012年にJ2の町田ゼルビアに入団。リーグ戦29試合に出場したがチームのJFL降格もあって1シーズンで退団すると、その後はモンテネグロ、ポーランド、ブルガリアと欧州のリーグを渡り歩き、2017年にヴァイッド・ハリルホジッチ監督によって日本代表に招集された。
2018年にはサガン鳥栖に所属したが1年で退団し、以降はポーランド、ジブラルタル、モンテネグロと再び欧州でプレー。チェンライ・ユナイテッド加入が決まった加藤は、クラブのSNS上で「チェンライに加入することができ、とてもうれしいです。自分にとって新しい挑戦。サポーターを感動させるようなプレーを約束します」とコメントしている。
タイリーグは現在、東南アジア王者を決めるAFFスズキカップによる中断期間中で、年明けにリーグ戦が再開される。一昨シーズンのリーグ王者であるチェンライ・ユナイテッドは、ここまで15試合を終えて7勝2分け6敗の勝ち点23で首位のブリーラム・ユナイテッドと勝ち点9差の7位につけている。後半戦での巻き返しに向けて日本人MFの獲得となった。
文=本多辰成