グラハム・アーノルド監督 [写真]=Getty Images
オーストラリア代表を率いるグラハム・アーノルド監督が、新型コロナウイルスの隔離規定違反により罰金を科された。21日にイギリス紙『ガーディアン』が報じた。
アーノルド監督は17日に新型コロナウイルス陽性となり、1週間の自主隔離を命じられていた。しかし、マスクを付けず妻とともにビーチで犬の散歩を行う姿が20日に目撃され、オーストラリアサッカー協会(FFA)が調査を行なっていた。
アーノルド監督はニューサウスウェールズ州の隔離規定に違反したことを認め、FFAから2万5000オーストラリアドル(約220万円)の罰金を科されることになった。罰金は赤十字社の洪水被害救済基金に寄付される予定だ。
アーノルド監督は、「日曜日(20日)の判断ミスを心よりお詫びします。ニューサウスウェールズ州の隔離プロトコルに従って自宅を出るべきでなかったことを認め、隔離期間が終了するまで自宅にとどまることにします。また、この過ちから来る制裁も受け入れます」と謝罪している。
オーストラリア代表はFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選・グループBで4勝3分1敗の現在3位。24日に勝ち点差「3」で追う2位日本代表との直接対決を控えている。報道によると、アーノルド監督は隔離期間終了時に陰性であることを示せば、ホームの日本戦でベンチ入りする可能性があるようだ。
なお、オーストラリア代表では、MFアーロン・ムーイ(上海海港)やMFジャクソン・アーヴァイン(ザンクト・パウリ)とFWクレイグ・グッドウィン(アデレード・ユナイテッド)が新型コロナウイルスの影響でメンバーから外れている。
By サッカーキング編集部
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