ナニがメルボルン・Vに加入! [写真]=Getty Images
ヴェネツィアを退団し、フリーエージェントとなっていた元ポルトガル代表MFナニが、オーストラリアのメルボルン・ビクトリーに2024年6月末までの2年契約で加入した。12日にクラブが公式発表している。
現在35歳のナニはスポルティングの下部組織出身。2007年夏にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍し、4度のプレミアリーグ優勝と1度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を経験。2014年夏にはスポルティング復帰を果たすと、そこから1年ごとにフェネルバフチェ、バレンシア、ラツィオでプレーしていた。2019年2月にフリーでオーランドに移籍し、自身初のメジャーリーグサッカー(MLS)に挑戦。2022年冬にはヴェネツィアに加入し、欧州復帰を果たした。
メルボルン・Vのアントニー・ポポヴィッチ監督は、ナニ加入に際して、以下のようにコメントしている。
「クラブとリーグに多大なエネルギーをもたらすだろう。彼とのサインは、オーストラリアのサッカーにとってエキサイティングだ。ナニのような選手をクラブに迎え入れられることを誇りに思い、メルボルン・VとAリーグ全体にとって素晴らしい遺産になると信じている。彼はクラブ・代表の双方で信じられないほど成功したキャリアを楽しんでおり、彼のクオリティーと経験が今シーズンの目標を達成する上でカギになると信じている」
また、ナニもクラブ公式サイトにコメントを残している。
「メルボルン・VでAリーグに参戦することに興奮しているし、これからの挑戦を楽しみにしている。監督のトニーとは話したことがあるし、メルボルン・Vは成功を望んでいるクラブだ。チームがそれを達成するのを助ける役割を果たしたい」
「見てきた限り、メルボルンのサポーターはリーグ最高であるだけでなく、ヨーロッパの雰囲気にも匹敵するし、今シーズンはビクトリーのユニフォームを着て、彼らのためにプレーすることを楽しみにしている」
大舞台での経験も豊富なナニ。自身初となるアジアの舞台で、どのような輝きを放つか。
By サッカーキング編集部
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