アーノルド監督(左)が契約延長 [写真]=Getty Images
オーストラリアサッカー協会は30日、グラハム・アーノルド監督と再契約締結を発表した。2026年のFIFAワールドカップまで指揮を執ることになる。
現在59歳のアーノルド監督は、現役時代にシャルルロワ(ベルギー)やサンフレッチェ広島などでプレー。現役引退後、オーストラリア代表のアシスタントコーチとして指導者キャリアをスタートさせた。その後はセントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)、ベガルタ仙台、シドニーFCなどを指揮。2018年7月からオーストラリア代表を率いている。
FIFAワールドカップカタール2022最終予選ではサウジアラビア代表、日本代表に次ぐ3位で終わったが、UAE代表とのアジア予選プレーオフ、ペルー代表との大陸間プレーオフを制して、本大会に出場。開幕戦ではフランス代表に敗れたものの、チュニジア代表とデンマーク代表を破ってグループDを突破し、16年ぶりの決勝トーナメント進出を果たした。ラウンド16では優勝国アルゼンチン代表との接戦の末、1-2で散った。
30日にシドニーで記者会見を行ったアーノルド監督は、「カタールでは素晴らしい結果を残せたが、まだまだこれからだ。結局のところ、私はオーストラリアを助けたいのだ。“サッカルーズ”(代表チームの愛称)がいかに国民を団結させ、いかに多くの人々がオーストラリアのサッカーを愛しているかを目の当たりにした」と、さらなる挑戦への意気込みを示した。
By サッカーキング編集部
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