[写真]=Getty Images
ユルゲン・クリンスマン監督率いる韓国代表が、5年半ぶりにアウェイで欧州国との親善試合を行うことになった。
韓国サッカー協会(KFA)は5月29日、9月にウェールズ代表と国際親善試合を開催することでウェールズサッカー協会(FAW)と合意したと発表した。
試合は9月7日にカーディフ・シティ・スタジアムで行われ、キックオフ時間は未定。同期間はウェールズ戦ともう1試合行う予定で、欧州以外の国とのマッチメイクを検討している。
韓国代表が敵地で欧州勢と対戦するのは2018年3月以来で、当時は北アイルランド代表、ポーランド代表と戦うも2連敗に終わった。その後、パウロ・ベント前監督体制で2019年9月にトルコでジョージア代表、昨年1月にトルコでアイスランド代表、モルドバ代表と対戦しているが、いずれも中立地での開催。カタール・ワールドカップ直前に行われた昨年11月のアイスランド戦も自国で開催していた。
ちなみに、韓国代表がウェールズ代表との国際Aマッチを戦うのは今回が初となる。韓国国内ではソン・フンミンとベン・デイヴィスによるチームメイト対決が実現することもあってか、発表直後から複数のメディアが両国の対戦を“トッテナム・ダービー”と銘打つなど、早くも注目度を高めているようだ。
なお、韓国代表は6月の国際Aマッチ期間、16日に釜山アジアド主競技場でペルー代表、20日に大田ワールドカップ競技場でエルサルバドル代表と対戦する。メンバー発表は6月5日に行われる予定だ。
文=ピッチコミュニケーションズ