イニエスタがUAEで現役続行へ! [写真]=金田慎平
ヴィッセル神戸を退団した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ・クラブ加入に近づいているようだ。7日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在39歳のイニエスタは、バルセロナで公式戦通算674試合の出場で57ゴール137アシストをマークし、合計32個ものタイトル獲得に貢献した後、2018年夏に神戸に完全移籍加入。圧倒的な技術と戦術眼でチームを牽引すると、2019年には天皇杯を制覇し、クラブに初のタイトルをもたらした。しかし、近年は自身の負傷の影響もあり出場機会が激減。すると5月末、契約満了を待たずしての退団が発表された。
日本での約5年間の冒険を終え、現在はフリーとなっているイニエスタ。今後の去就に大きな注目が集まるなか、一部ではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ、同国代表DFジョルディ・アルバらが所属するインテル・マイアミへの加入も噂されていた同選手だが、新天地はUAEになる可能性が高いようだ。
加入が濃厚と報じられているのは、UAEのラス・アル・ハイマに本拠地を置くエミレーツ・クラブ。2021-22シーズンに2部降格の憂き目に遭った同クラブだが、昨シーズンは2部リーグを2位で終え、1年でのUAEプロリーグ(1部)復帰を果たしている。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、イニエスタは早ければ現地時間8日の朝に契約書にサインする予定だという。契約期間は2024年6月末までの1年間で、1年間の延長オプションも付随するようだ。
なお、UAEメディア『シャルジャ・スポーツ』によると、イニエスタは既に家族と共にUAEに到着しているようだ。
By サッカーキング編集部
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