マンC時代のY・トゥーレ氏とマンチーニ監督(2012年10月撮影) [写真]=Getty Images
元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレ氏が、スタンダール・リエージュのアシスタントコーチを退任し、サウジアラビア代表の同ポジションに就任した。3日、サウジアラビアサッカー連盟が公式サイトで発表した。
現在40歳のY・トゥーレ氏は、現役時代にバルセロナやマンチェスター・シティなどで活躍した。マンチェスター・シティ時代の2010年夏から2013年夏にかけては、現在サウジアラビア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督に師事。同監督の下で公式戦通算132試合に出場し、2011年のFAカップ優勝や2012年のプレミアリーグ優勝に貢献した。
2020年に現役引退後、指導者に転身。オリンピク・ドネツィク(ウクライナ)やアフマト・グロズヌイ(ロシア)でアシスタントコーチを務め、2022-23シーズンはトッテナムの下部組織で監督を務めた。2023年夏、日本代表MF川辺駿が所属するスタンダール・リエージュのアシスタントコーチに就任したが、シーズン途中で離任することとなった。
Y・トゥーレ氏は自身の『X』を更新し、次のようにコメントを発表した。
「ロベルトから、この重要なプロジェクトのためにサウジアラビアで一緒にやらないかと誘われたとき、スタンダール・リエージュから離れるのは難しかったが、私にとっては正しい選択だと思った。私のキャリアで初めてムスリムの国で仕事をする機会を与えてくれる。これはずっとやりたかったことなんだ。短い間だったが、スタンダール・リエージュで過ごしたポジティブな思い出は、私の中から消えることはない」
2023年8月のマンチーニ監督就任後、サウジアラビア代表は国際親善試合で1分3敗と未勝利が続いている。
By サッカーキング編集部
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