カタール代表監督から退任したカルロス・ケイロス氏 [写真]=Getty Images
カタールサッカー協会(QFA)は6日、同国代表の指揮官であるカルロス・ケイロス監督の退任を発表した。
現在70歳のカルロス・ケイロス氏は、1989年にU-20ポルトガル代表の指揮官として指導者デビューを果たすと、1991年にはA代表の監督に就任。その後は、名古屋グランパスやレアル・マドリードなどの指揮官を歴任し、2011年から率いたイラン代表では、2度のW杯本大会出場、対アジア36戦無敗記録を樹立するなど、2019年に退任するまで数々の功績を残している。2022年9月には再びイラン代表を率いると、同国代表監督として3度目となるW杯本大会に臨み、カタールの地でスペクタクルなサッカーを披露した。
今年の2月に、カタール代表監督として北中米ワールドカップが開催される2026年までの契約を締結したカルロス・ケイロス氏。FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選では、ここまで2連勝を飾りグループ首位に立っており、来年1月に自国開催されるAFCアジアカップカタール2023を控えている中での退任となった。なお、QFAの発表によると双方合意の上での契約解消であり、併せて後任にスペイン人監督タンティン・マルケス氏が就任したことも発表している。
By サッカーキング編集部
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