チーム2点目を決めたウサマ・ラシド(左) [写真]=AFC
AFCアジアカップカタール2023のグループステージ、グループD第1節でインドネシアとイラクが対戦した。
日本と同組に入る両国。インドネシアは5-4-1を基本とし、東京ヴェルディで2023シーズンまでプレーしたアルハンも先発となった。イラクは4-2-3-1をベースに試合に入る。
ラインをコンパクトに保ちつつ、丁寧にパスをつないでからサイドの深い位置を狙うインドネシアに対して、イラクは中盤が落ちて試合を組み立てつつ、サイドを軸にソリッドに試合を進める。ややイラクペースで試合が進む中、17分に先制点を獲得。左サイドから縦に差し込むパスをモハナド・アリがうまく収めて前進すると、GKとの1対1を制した。
押し込まれる展開が続いたインドネシアだが37分、ヤコブ・サユリが右サイドを巧みに突破するとグラウンダーのクロスをファーサイドでマルセリーノ・フェルディナンが押し込んで同点とした。
追いつかれたイラクは前半終了間際の45+7分、ロングスローの流れから、一度奪われるも組み立てなおし、アリ・ジャシムのシュートのこぼれ球をウサマ・ラシドがプッシュして突き放した。
後半に入って一進一退の攻防が続く中の75分、イラクは右サイドから高いクロスを上げると、途中出場のアイマン・フサインが競り合いのこぼれ球をボレーで豪快に蹴り込んで2点差とした。試合はそのまま終了。3-1でイラクが勝利した。
19日に行われるグループD第2節でインドネシアはベトナム、イラクは日本と対戦する。
【スコア】
インドネシア 1-3 イラク
【得点者】
17分 モハナド・アリ(イラク)
37分 マルセリーノ・フェルディナン(インドネシア)
45+7分 ウサマ・ラシド(イラク)
75分 アイマン・フサイン(イラク)
By サッカーキング編集部
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