アル・ナスルに所属するラポルテ [写真]=Getty Images
アル・ナスルに所属するスペイン代表DFアイメリク・ラポルテが、サウジ・プロフェッショナルリーグのレベルについて言及した。22日、スペイン紙『マルカ』が同選手のコメントを伝えている。
現在30歳のラポルテはアスレティック・ビルバオの下部組織出身で、2012年11月にトップチームデビューを果たした。2018年1月にはマンチェスター・シティに移籍し、在籍した約5年半で公式戦通算180試合出場12ゴール4アシストをマーク。最終ラインの主軸として合計15個ものタイトル獲得に貢献した。2023年8月からはサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ナスルでプレーしており、2023-24シーズンは公式戦39試合出場4ゴール1アシストの成績を残した。
中東の地でも存在感を放ち、現在はスペイン代表の一員としてEURO2024に参加中のラポルテ。1月に行われたスペイン紙『アス』のインタビューでは、「ヨーロッパと比べると大きな違いがあるけれど、すべては適応できるかどうかだ。僕たちにとって簡単なことではないし、実際に満足していない選手も多い」とサウジアラビアでの生活に苦しんでいることを明かした同選手だったが、サッカーのレベルに対してはフランス代表MFの名前を挙げながら一定の評価を下している。
ラポルテは、「それぞれのリーグにはそれぞれのレベルがある」と前置きしつつ、「リズムは似ている」と、欧州トップリーグとサウジ・プロフェッショナルリーグを比較。続けて、「人々は偏見を持っているし、かなり新しいリーグであることは承知している。しかし、マーケティングの面でも少しずつ進化している。将来的にはもっと競争力のあるリーグとして見られるようになるだろう」と同リーグが持つポテンシャルを口にした、
また、一部のメディアやファンから批判的な声が集まるサウジ・プロフェッショナルリーグだが、「フランス代表のカンテがマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を2回連続で受賞していることも忘れてはならない」と指摘。同リーグでプレーしながらフランス代表としてEURO2024を戦うMFエンゴロ・カンテが、オーストリア代表戦とオランダ代表戦でMOMに選出されたことを紹介している。
By サッカーキング編集部
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