韓国代表の監督に復帰したホン・ミョンボ氏 [写真]=Getty Images
韓国サッカー協会(KFA)は8日、新監督にホン・ミョンボ氏が就任したことを発表した。なお、契約期間は2027年1月に行われるAFCアジアカップサウジアラビア2027までと明らかになっている。
韓国代表は2024年2月にユルゲン・クリンスマン元監督を解任して以降、後任探しが難航。3月はファン・ソンホン氏、6月はキム・ドフン氏が暫定監督を務めていた。後任候補には欧州のビッグネームの名前も浮上していたが、代表の内情をよく知るホン・ミョンボ監督の下で9月から始まるW杯最終予選を戦うことになった。
現在55歳のホン・ミョンボ氏は、現役時代に韓国代表史上最多の136キャップを数え、ベルマーレ平塚や柏レイソルでもプレーした。引退後の2009年から、世代別の韓国代表で指導者としてのキャリアを歩み始めた。
2013年6月から2014年7月にかけても韓国代表の監督を務めたが、FIFAワールドカップブラジル2014でグループステージ敗退に終わって退任。2021年に就任した蔚山HDでは2022シーズンと2023シーズンにKリーグ連覇を果たした。蔚山との契約は2026年末まで残していたものの、10年ぶりに代表監督に復帰を果たすことが決まった。
By サッカーキング編集部
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