オーストラリアはまたも攻撃陣が不発 [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループC第2節が10日に行われ、インドネシア代表とオーストラリア代表が対戦した。
現在、オーストラリア代表は5大会連続でワールドカップ出場権を獲得している。今大会もグループCで日本代表の“ライバル”になると目されているが、ホームで行われた第1節では過去6戦全勝と相性の良いバーレーン代表に0-1と敗北。まさかの黒星スタートとなった。
巻き返しを誓う今節は、サウジアラビア代表との第1節を1-1で引き分けたインドネシア代表と激突。オーストラリア代表のスターティングメンバーには、FC町田ゼルビアに所属するミッチェル・デュークらが並んだ。
試合はキックオフ直後にインドネシア代表がゴールに迫り、オーストラリア代表としては開始早々ヒヤリとする展開に。それでも、GKマシュー・ライアンのセービングによって難を逃れ、その後は両者譲らぬ拮抗した展開が続く。
スコアレスで迎えた34分にはオーストラリア代表が攻撃。中央からボールを持ち運んだジャクソン・アーバインが右へ繋ぐと、ボックス手前で前を向いたネストリ・イランクンダが右足を振り抜くも、ここはポストに嫌われる。直後にも最終ラインからボールを繋いで攻撃をやり直し、スルーパスでボックス左のスペースへ侵入したクレイグ・グッドウィンが左足で狙ったが、ここはGKマールテン・パエスに阻まれた。
後半に入ると立ち上がりはインドネシアの時間となったが、オーストラリア代表もボックス内で集中力を切らさず、冷静に対応。時間の経過とともに前へ出る時間を増やしたものの、肝心の決定機を作り出すことはできない。
結局、双方のゴールネットが揺れることはなくタイムアップの笛。オーストラリア代表は2戦連続無得点で、最終予選初勝利はお預けとなった。一方、インドネシア代表はサウジアラビア代表、オーストラリア代表から勝ち点を奪い、1938年以来のワールドカップ出場権獲得へ向けて、まずまずのスタートを切った。
これにてアジア最終予選の9月シリーズは終了。第3節は10月10日に予定されており、インドネシア代表は敵地でバーレーン代表と、オーストラリア代表はホームで中国代表と、それぞれ対戦する。
【得点者】
なし
By サッカーキング編集部
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