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オーストラリアとサウジアラビアの“直接対決”はスコアレスドロー…日本所属のC組は2位以下が大混戦

2024.11.14

オーストラリアとサウジアラビアの一戦は0-0 [写真]=Getty Images

 FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループC第5節が14日に行われ、オーストラリア代表サウジアラビア代表が対戦した。

 ここまで4試合を消化した最終予選でともに1勝2分1敗を記録し、勝ち点「5」で並ぶオーストラリアとサウジアラビア。得失点差の関係で4位につけているバーレーン代表も同勝ち点を積み上げており、混戦模様のなかで直接対決へと臨む。

 試合は、18分にオーストラリアが最初の決定機を作り出す。裏に抜け出したミッチェル・デュークが相手GKと交錯し、ボックス左角でフリーキックを獲得。アイディン・フルスティッチがゴール前にクロスを蹴り入れると、ルイス・ミラーが頭で落としたボールをハリー・サウターがダイレクトで合わせる。しかし、シュートは大きく枠を外れてしまい、オーストラリアがチャンスを逃した。

 こう着状態が続くなか、45分にオーストラリアが再び決定機を創出。自陣深くでボールを繋ぐサウジアラビアに対して前線からプレスをかけると、GKよりパスを受けたナセル・アル・ドーサリーにエイデン・オニールが強烈なスライディングをお見舞い。こぼれ球を拾ったデュークが横に流し、ボックス手前からフルスティッチがシュート。ショートカウンターでゴールに迫ったものの、ボールはGKアハメド・アル・カサールにキャッチされた。

 前半終了時点で互いに放った枠内シュートは1本ずつ。スコアレスのまま勝負はハーフタイムへと突入する。
 
 後半は前半以上に緊張感のある展開となり、互いに攻め込む流れを作れないまま時間が経過。82分にはオーストラリアが左サイドでコーナーキックを獲得し、キッカーを務めたライリー・マッグリーが左足でアウトスイングのクロスを供給する。ニアに飛び込んできたジェイソン・ゲリアがヘディングで合わせるが、ボールは枠の左に外れてしまった。

 直後の84分には、またもオーストラリアに決定機が訪れる。ハーフライン付近でポゼッションを行い、右サイドでボールを受けたミラーがスルーパスを出す。タイミング良く裏に抜け出したブランドン・ボレロがGKと1対1になり、真横を駆け上がるマッグリーにラストパス。無人のゴールに向けシュートを放つが、サウード・アブドゥルハミドが体を投げ出してボールをカットした。

 すると、後半アディショナルタイムにサウジアラビアがボックス左脇でフリーキックを奪取。アル・ドーサリーが送ったクロスは相手にクリアされるが、セカンドボールの先に待ち受けていたスルタン・アル・ガナムがトラップから右足を振り抜く。低く抑えられたシュートはマーカーに当たりながら枠を捉え、スルーしたアリ・アル・ブライヒの股下を通過してゴールイン。サウジアラビアの先制点かと思われたものの、アル・ブライヒの位置がオフサイドと判断され得点は取り消された。

 結局、そのまま試合は0-0で終了。勝ち点「1」ずつを分けあった。次節は19日に行われ、オーストラリアはアウェイでバーレーン代表と対戦。サウジアラビアはアウェイでインドネシア代表と対戦する。

【グループC順位表】(試合数/勝ち点/得失点差)
1位:日本代表(4/10/+14)
2位:オーストラリア代表(5/6/+1)
3位:サウジアラビア代表(5/6/-1)
4位:バーレーン代表(4/5/-4)
5位:インドネシア代表(4/3/-1)
6位:中国代表(4/3/-9)

【スコア】
オーストラリア代表 0-0 サウジアラビア代表

【得点者】
なし

By サッカーキング編集部

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