バルサのセスク、CL制覇へ意欲「僕が優勝していない唯一の大会」

　12日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、バルセロナとマンチェスター・Cが対戦する。

　敵地でのファーストレグを2－0で制し、ホームでの一戦に臨むバルセロナ。スペイン代表MFセスク・ファブレガスが、展望を語った。『UEFA.com』がコメントを伝えている。

　セスクは、「バルセロナでプレーする選手なら、毎年全ての栄冠を狙うものだ。個々に集まる選手たちや、このクラブが世界のレベルで体現しているものを考えれば、そうなるよね」と、コメント。「全タイトルを掴み取るために戦う義務を感じている。それは、バルセロナでプレーしていれば、すぐに頭に叩き込まれることだ。毎年成功を収めるチャンスだってある」と、抱負を語った。

　セスクは、アーセナル在籍時の2005－2006シーズン、チャンピオンズリーグで決勝に進出したが、バルセロナに1－2で敗れて優勝を逃した。セスクは当時を振り返って、「僕は今まで、運にも恵まれて選手生活の中で様々な決勝を経験してきた。その多くで勝利を収めてきたけれど、あの決勝での敗戦は堪えたね。ただ、今振り返ってみると、とても勝ち目はなかったように思うよ」と、話し、「（チャンピオンズリーグは）僕がまだ優勝を経験していない唯一の大会だ。サッカーの世界で、ここだけが欠けているんだ」と、優勝への意欲を語った。