先制点を挙げたパリSGのダヴィド・ルイス(中央) [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ第2節が9月30日に行われ、グループFではパリSGとバルセロナが対戦した。
ホームのパリSGは、GKにサルヴァトーレ・シリグが入り、ダヴィド・ルイスとマルキーニョスがセンターバックコンビを形成。左サイドにはマクスウェル、右にはグレゴリー・ファン・デル・ヴィールが並んだ。中盤にはティアゴ・モッタとブレーズ・マテュイディ、マルコ・ヴェッラッティが入り、攻撃陣はルーカスとエディンソン・カバーニ、ハビエル・パストーレが務めた。ズラタン・イブラヒモヴィッチは負傷のためベンチ外だった。
一方のバルセロナは、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、最終ラインにはダニエウ・アウヴェス、ハビエル・マスチェラーノ、ジェレミー・マテュー、アドリアーノ・コレイアが並んだ。中盤にはセルヒオ・ブスケツとイヴァン・ラキティッチ、アンドレス・イニエスタが入り、攻撃陣をリオネル・メッシとネイマール、ペドロ・ロドリゲスが形成した。
均衡を破ったのはパリSG。10分、敵陣左サイドで得たFKをルーカスがゴール前へ蹴り込むと、マスチェラーノを背負ったダヴィド・ルイスがペナルティーエリア内でボールを足下に収め、左足シュートを決めた。
1点ビハインドを負ったバルセロナも直後に反撃。11分、中央を鮮やかなパス交換で突破すると、ネイマールのパスを受けたメッシがペナルティーエリア左側のイニエスタへ展開する。イニエスタのワンタッチでのリターンに反応したメッシが、左足ダイレクトで右サイドネットへグラウンダーのシュートを沈めた。チャンピオンズリーグでのクラブ通算500得点目となるメッシの同点弾で、バルセロナがスコアを1-1とした。
バルセロナは25分、ペナルティーエリア手前でボールを持ったメッシが相手DFを引きつけると、左前方のスペースへループパスを供給。走り込んでいたネイマールが背後を取って右足ダイレクトでゴールを狙ったが、枠を捉えなかった。
すると26分、パリSGが再びセットプレーからゴールネットを揺らす。右CKをティアゴ・モッタが蹴り込むと、バルセロナの選手たちの頭上を越えたボールはピンポイントでファーサイドへ。身長165cmのヴェッラッティが頭で合わせて勝ち越しに成功した。前半は2-1で終了した。
2-1で迎えた後半、次の1点はパリSGが記録した。54分、右サイドをオーバーラップしたファン・デル・ヴィールが低いクロスを送ると、ファーサイドへ走り込んでいたマテュイディが左足で合わせ、GKテア・シュテーゲンの股下を抜いてゴールネットを揺らした。
2点ビハインドとなったバルセロナは、前半同様に失点直後に反撃。2分後の56分、右サイドのダニエウ・アウヴェスがクロスを上げると、メッシがニアサイドで懸命に競り合い、ボールは流れて後方のネイマールのもとへ。ネイマールはトラップから軽く右足を振ると、正確にコントロールされたシュートが右ポストに当たってゴールへ吸い込まれた。
1点を追う形となったバルセロナは、62分にムニル・エル・アダディ、69分にシャビ・エルナンデスを投入するなど打開を図ったが、3点目を奪うことはできなかった。
試合は3-2で終了。パリSGが逃げ切り、ホームで勝ち点3を獲得した。2試合を終えて、パリSGは1勝1分けの勝ち点4、バルセロナは1勝1敗の勝ち点3となっている。パリSGは10月21日の第3節でアポエルと、バルセロナはアヤックスと対戦する。
【得点者】
1-0 10分 ダヴィド・ルイス(パリSG)
1-1 11分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
2-1 26分 マルコ・ヴェッラッティ(パリSG)
3-1 54分 ブレーズ・マテュイディ(パリSG)
3-2 56分 ネイマール(バルセロナ)
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