両軍がSNSで交流…ドルト「楽しみだ」ユーヴェ「待ちきれないね」

　チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグが24日に行われ、ユヴェントスと日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが対戦する。両クラブは試合前日の23日、公式ツイッターを通じ交流を行っている。

　1997年5月28日、ヨーロッパの頂点を決める戦いは、前年度王者のユヴェントスと初優勝を狙うドルトムントによって争われた。ジネディーヌ・ジダン氏やアレッサンドロ・デル・ピエロを有したユヴェントスに対し、ドルトムントはカール・ハインツ・リードレ氏が2得点をあげるなど活躍を見せ、最後にビッグイヤーを掲げたのは主将のマティアス・ザマー氏だった。

　それから約18年ぶりに欧州の舞台で顔を合わせる両チーム。ドルトムントの公式ツイッターは、ユヴェントス公式ツイッターに対し「チャオ、ユヴェントス！我々はCLでのエキサイティングな2試合を楽しみにしています。90年代の頃のように」とイタリア語で挨拶し、97年の決勝のように素晴らしい試合になることを望んでいる。

　一方のユヴェントスも「チャオ、ドルトムント！CLでの生き残りをかけた大きな挑戦を待ちきれないね。素晴らしい夜を共有出来ることを心待ちにしているよ」と返答した。

　リーグ戦では首位を快走するユヴェントスだが、昨シーズンのCLではグループステージ敗退に終わりCLにかける思いは強い。一方のドルトムントは、一時期の不振を脱却しつつあり、好ゲームが期待される。