師弟関係を築くクロップ(右)と香川 [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは18日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのユヴェントス戦を迎える。
敵地での第1戦を1-2で落としたドルトムントはホームでの逆転を狙うが、チームを率いるユルゲン・クロップ監督が、インタビューに応え、決戦について語った。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式サイト『UEFA.com』が伝えた。
ファーストレグでは敗戦を喫したものの、アウェーゴールを奪ったドルトムント。本拠地ヴェストファーレンシュタディオン(ジグナル・イドゥナ・パルク)では約8万人の後押しを受けることになるが、「エキサイティングなものが必要かは、試合が終わるまで分からないが、ドラマティックな展開になれば、突破の可能性があるということ。それはポジティブなことだね」、「特別な瞬間が求められる特別なスタジアムだ。クラブにとって本当に最高にクールな場所なんだ。未だにどんな時でもグラウンドに入ると鳥肌が立つよ」と、ホームでの試合が優位に働くと強調した。
また、選手の状態についても言及。ビッグクラブへの移籍も取り沙汰されたものの契約を延長したドイツ代表MFマルコ・ロイスについては、様々なオファーが届く中で残留を決意したことに「彼くらいの若者がそのような決断をしたことは普通じゃない。彼が素晴らしい選手であり、素晴らしい若者であると考える理由だ」と賛辞の言葉を並べる。
続けて香川がクラブにとってどれくらい重要かを問われると、「ラインの間というピッチ上で最も難しい場所で良い動きを見せてくれる。サンドイッチに挟まれているソーセージのようだ。全方位から選手が襲いかかってくるんだからね」と、バイタルエリアでの香川の役割に信頼を置いている。