勝ち越し点を決めたテベス(中央) [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝ファーストレグが5日に行なわれ、ユヴェントスとレアル・マドリードが対戦した。
12年ぶりにベスト4進出を果たしたユヴェントス。2日に行われたセリエA第34節では4シーズン連続31回目のリーグ優勝を遂げ、CL準決勝に向けて大きな弾みをつけた。一方、大会史上初の連覇を目指すレアル・マドリードは、リーガ・エスパニョーラ第35節でセビージャと対戦し、難敵を相手に3-2で接戦を制した。ユヴェントスは4-3-1-2の布陣で臨み、アルゼンチン代表FWカルロス・テベスらが先発出場。レアル・マドリードは、ウェールズ代表MFガレス・ベイルが先発復帰を果たしている。
開始1分、ユヴェントスにチャンス。GKイケル・カシージャスのキックミスをクラウディオ・マルキージオが拾いゴール前へパスを送ると、アルトゥーロ・ビダルに決定機が訪れたが、シュートまで持ち込めなかった。6分、ロングボールに抜けだしたアルバロ・モラタがループ気味のシュートを放ったが、カシージャスが下がってセーブした。
攻勢をかけるユヴェントスが遂にゴールを破る。8分、マルキージオからのパスをペナルティエリア内で受けたカルロス・テベスがシュート。カシージャスが弾いたこぼれ球をモラタが詰めて先制点を挙げた。
いきなり出鼻をくじかれたレアル・マドリード。12分にトニ・クロースがミドルシュートを放ったが、ここはGKジャンルイジ・ブッフォンが好セーブで防いだ。続く22分、イスコのスルーパスからクリスティアーノ・ロナウドが抜けだしたがシュートはゴール右に外れた。
すると27分、右サイドからレアル・マドリードが攻める。ダニエル・カルバハルからパスを受けたハメス・ロドリゲスがペナルティエリア右からクロス。ファーサイドのC・ロナウドが頭で合わせて同点に追いついた。
勢いを増すレアル・マドリード。41分、ペナルティエリア左でパスを受けたイスコがクロスを上げると、J・ロドリゲスが頭で合わせたが、クロスバーに弾かれてしまう。このまま1-1で前半を折り返す。
後半立ち上がりの58分、カウンターからユヴェントスが攻めこむとテベスがそのままペナルティエリアに進入。カルバハルがテベスを倒してしまいユヴェントスにPKが与えられる。これをテベスがど真ん中に蹴りこみ勝ち越しに成功した。
リードを許したレアル・マドリードは63分にイスコを下げてハビエル・エルナンデスを投入。一方、ユヴェントスも65分にアンドレア・バルザーリを入れ、3バックのシステムに変更する。
後半アディショナルタイム2分、ユヴェントスは左サイドのFKから途中出場のフェルナンド・ジョレンテがヘディングシュートを放ったが、カシージャスがなんとか弾き返した。
このまま試合終了を迎え、ユヴェントスが2-1でレアル・マドリードを下した。
セカンドレグは、13日にレアル・マドリードのホーム・サンティアゴ・ベルナベウで行われる。
【得点者】
1-0 8分 アルバロ・モラタ(ユヴェントス)
1-1 27分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
2-1 58分 カルロス・テベス(PK)(ユヴェントス)
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