サウール・ニゲス(右)のゴールが決勝点となり、アトレティコが勝利 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節が13日に行われ、PSVとアトレティコ・マドリードが対戦した。
昨シーズンの決勝トーナメント1回戦と同じ顔合わせとなった初戦。前回準優勝のアトレティコ・マドリードは10日のリーガ・エスパニョーラ第3節セルタ戦から中2日で迎えるアウェーゲームで、GKヤン・オブラクやフィリペ・ルイス、ガビ、コケ、サウール・ニゲス、アントワーヌ・グリーズマンらが先発メンバーに名を連ねた。
試合は拮抗した展開となり、スコアレスで推移する時間が続いた。均衡が破られたのは43分、先制したのはアトレティコ・マドリードだった。右CKからサウールが右足シュートを放つと、相手DFのブロックによってこぼれ球が浮き上がる。サウールは再びボールに反応し、ジャンプしながら左足でシュート。巧みにコントロールされた一撃がゴール左隅へ決まった。
サウールの先制ゴールで、アウェーのアトレティコ・マドリードがリードを奪った。しかし直後の45分、PSVはルシアーノ・ナルシンがドリブル突破でペナルティーエリアに入り、ホセ・ヒメネスに倒されてPKを獲得。同点ゴールの絶好機を得たが、アンドレス・グアルダードがゴール右隅を狙ったシュートはGKオブラクに防がれた。前半は1-0、アトレティコ・マドリードのリードで終了した。
後半に入るとアトレティコ・マドリードが立ち上がりに攻勢をかけたものの、追加点を挙げるには至らない。57分にはグリーズマンがクロスに反応して右足シュートを放ったが、枠の右へ逸れた。
同点ゴールを狙うPSVは75分、カウンターからナルシンがドリブルでペナルティーエリア左側に入ったが、相手DFのブロックに遭ってゴールとはならず。85分には左サイドからのクロスをルーク・デ・ヨングが頭で合わせたが、枠の上へ外れた。
PSVは最後まで1点が遠く、試合は1-0で終了。アトレティコ・マドリードが1点を守り切り、完封勝利で白星スタートを切った。次戦は17日、リーガ第4節でスポルティング・ヒホンとホームで対戦。CLの次節は28日、バイエルンとのホームゲームとなる。
一方、黒星スタートとなったPSVは次戦、エールディヴィジ第6節でフェイエノールトと対戦。CLの次節は28日、ロストフ(ロシア)とアウェーで対戦する。
【スコア】
PSV 0-1 アトレティコ・マドリード
【得点者】
0-1 43分 サウール・ニゲス(アトレティコ・マドリード)
By サッカーキング編集部
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