試合前のレギア・ワルシャワサポーター [写真]=Bongarts/Getty Images
11月2日に予定されているUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第4節の、レギア・ワルシャワとレアル・マドリードの一戦が無観客試合となる可能性が浮上した。16日付けのスペイン紙『アス』が報じている。
レギア・ワルシャワは14日、CLグループステージ第1節でホームスタジアムのスタディオン・ヴォイスカ・ポルスキエゴで日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと対戦。0−6と大敗した同試合では、レギア・ワルシャワのサポータによる過激な行動が注目を集めていた。
同紙によれば、レギア・ワルシャワの過激派サポーターであるウルトラスが、警備員を殴ったり催涙スプレーをかけたりしたという。また、試合前には数多くの発煙筒が見られたほか、ドイツ人に向かって物が投げられたり、差別的なチャントが歌われていたようだ。
試合後、クラブは差別的なチャントが歌われたことを否定。その他の過激な行動に関しては、非難する姿勢を明らかにしている。
この一件に関してUEFA(欧州サッカー連盟)は分析を進めており、9月28日の会議で処分を決定するという。1試合以上の無観客試合も検討されている模様だ。これが適用されれば、ホームで行われる11月2日のレアル・マドリード戦や、12月7日のスポルティング戦をサポーターが観戦することはできなくなる。
レギア・ワルシャワは今シーズン、20年ぶりにCL本戦出場。しかし、チームのパフォーマンスよりもファンによる残念な行為が話題になってしまった。
By サッカーキング編集部
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