ポルト戦に先発出場した岡崎慎司 [写真]=Leicester City FC via Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第6節が7日に行われ、ポルト(ポルトガル)と 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター(イングランド)が対戦した。
すでにグループ首位通過を確定させているレスターが、2位通過を狙うポルトのホームに乗り込んだ一戦。レスターはイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズら主力の多くを温存したが、岡崎はスタメン出場を果たした。
試合は序盤からホームのポルトペースで進む。6分、右CKを獲得すると、ヘスス・コロナのクロスをアンドレ・シルヴァがヘディングで決め、ポルトが先制に成功した。
続く26分、左サイドからチャンスを作ると、アレックス・テレスがクロスを供給。最後はファーサイドのJ・コロナが豪快なボレーシュートをゴール右上に蹴り込み、追加点を奪った。
流れに乗れないレスターに対し、ポルトが試合を決めにかかる。44分、エリア手前でセカンドボールを拾ったJ・コロナがダイレクトでエリア右横のマキシ・ペレイラへパス。M・ペレイラが鋭く低いクロスを入れると、最後はヤシン・ブラヒミが合わせて決定的な3点目を決めた。このまま3-0でハーフタイムを迎える。
レスターは後半開始から2枚替え。アーメド・ムサとジェフリー・シュルップを下げ、レオナルド・ウジョアとマーク・オルブライトンを投入した。60分、レスターが左サイドから攻め込むと、ダニー・ドリンクウォーターのクロスから岡崎がヘディングシュート。しかし、ここは惜しくもオフサイドの判定となった。
ポルトは64分にリードを広げる。エリア内でA・シルヴァがドリンクウォーターに倒され、ポルトにPKが与えられる。これをキッカーのA・シルヴァがゴール右にしっかりと決め、4点目を決めた。76分、ポルトはダニーロ・ペレイラとJ・コロナを下げ、ルベン・ネヴェスとエクトル・エレーラを投入。一方、レスターは負傷したドリンクウォーターを下げ、ハーヴィー・バーンズを投入した。
しかし、次の得点を奪ったのはポルト。77分、エリア手前でパスを受けたA・シルヴァがエリア内に走り込んだディオゴ・ジョッタへスルーパス。ジョッタがGKとの一対一で股抜きシュートを決め、5点差にリードを広げた。
このままポルトがレスターに5-0の大勝を収め、2位でグループステージ突破を決めた。なお、岡崎はフル出場している。
決勝トーナメント1回戦の抽選会は12日にスイス・ニヨンで行われる。
【得点者】
1-0 6分 アンドレ・シルヴァ(ポルト)
2-0 26分 ヘスス・コロナ(ポルト)
3-0 44分 ヤシン・ブラヒミ(ポルト)
4-0 64分 アンドレ・シルヴァ(PK)(ポルト)
5-0 77分 ディオゴ・ジョッタ(ポルト)
By サッカーキング編集部
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