CL決勝開催地のミレニアム・スタジアム(写真はラグビー開催時、屋根を閉じた状態) [写真]=Getty Images
今年6月3日にウェールズの首都カーディフで開催されるチャンピオンズリーグ(CL)決勝において、UEFA(欧州サッカー連盟)がテロ対策のために開閉式の屋根を閉じて試合を行うことを検討しているようだ。イギリス紙『ミラー』など複数メディアが報じている。
今シーズンのCL決勝は6月3日、カーディフのミレニアム・スタジアムで開催予定となっている。同スタジアムは7万4500名収容で、開閉型の屋根を備えた全天候型。ラグビー・ウェールズ代表の聖地とも呼ばれるスタジアムだ。
今回の報道によると、UEFAはCL決勝を屋根が閉じた状態で開催することを検討しているという。11日、モナコとのCL準々決勝ファーストレグに向かうドルトムントのチームバスを狙った爆発事件が発生したことを受け、フットボールシーズンのフィナーレを飾る決勝におけるテロ対策について議論が行われているようだ。
スタジアムの屋根を閉じた状態にすれば、ドローンを使用した空中からのテロ行為を防ぐことができると伝えられている。決勝に向けて、すでに1万5000名の警備部隊を招集することが決まっている模様だが、さらなるセキュリティーの強化に向けた検討が進むことになりそうだ。
By サッカーキング編集部
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