12日のバイエルン戦では59分に途中交代となったベイル(左) [写真]=Real Madrid via Getty Images
12日にアウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでバイエルンに2-1で先勝したレアル・マドリードだが、18日にホームで行われるセカンドレグにウェールズ代表FWギャレス・ベイルが欠場するおそれが出てきたという。
同試合にスタメン出場したベイルだが、前半の段階で右足ふくらはぎに痛みを感じており、後半も続けてプレーしたものの59分にピッチを退いた。翌日になっても違和感が取れなかったベイルは、前日の試合に先発した11人の中で唯一練習に参加せず、理学療法士の下で痛めた双子筋の治療に努めた。
これにより、15日に行われるリーガ・エスパニョーラ第32節のスポルティング・ヒホン戦を欠場することが確実となったベイルだが、バイエルンとのセカンドレグへの出場も微妙な状況にあるという。現在リーガで首位を走るレアル・マドリードはさらに、23日に行われる第33節には2位バルセロナとの直接対決が控えており、最悪の場合はCLとリーガの大一番をベイル抜きで戦わなければならない可能性もある模様だ。
とはいえ、今シーズンのベイルは本来の調子からは程遠く、バイエルンとのファーストレグでも代わりに出場したスペイン代表MFマルコ・アセンシオの方が良いプレーを見せている。また、それ以外でもスペイン代表MFイスコやコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが準レギュラーとして控えており、レアル・マドリードにとっては大きな問題とはならなさそうだ。
By WOWOW