CL連覇を果たしたレアル・マドリードのジダン監督 [写真]=ムツ カワモリ
レアル・マドリードは3日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝でユヴェントスを4-1で破り、史上初の連覇を達成した。試合後、UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイト『UEFA.com』がジネディーヌ・ジダン監督のコメントを伝えている。
レアル・マドリードはクリスティアーノ・ロナウドのゴールで先制すると、1-1で迎えた61分にカゼミーロのゴールで勝ち越しに成功。直後の64分にはC・ロナウドのこの日2点目で試合を決定づけ、90分にはマルコ・アセンシオがダメ押しゴールを奪った。
戦前の予想では拮抗したスコアになるとの見方も強かったが、終わってみれば快勝だった。ジダン監督は、「ユヴェントスは力強く試合をスタートさせ、前半は苦戦した」とタイスコアで折り返した前半は「互角」だったとコメント。そこで、「ハーフタイム中、選手たちには今のプレーを続けつつ、プレスとパス回しにもっと力を入れるように言った」と、ロッカールームで与えた指示を明かした。そしてこれが狙い通りの展開を呼び込むこととなる。
「すると後半は目覚ましい戦いを見せたね。パス回しもチームの動きもファンタスティックだった。後半は我々の方が上だった。ユヴェントスから4点を奪うのは、簡単なことではない。非常に満足しているよ」
この結果、レアル・マドリードはCL史上初の連覇を達成。「この素晴らしい選手たちを指揮する機会を与えられてとても幸せだし、偉大なクラブに感謝している。本当に嬉しくて、もう踊り出したい気分だよ」と喜びを爆発させたジダン監督は「誰にもできなかったCL連覇を、我々は成し遂げた。今日は選手とスタッフ、ファンを含めたすべてのマドリードファミリーにとって、歴史的な一日となった」と、改めて快挙達成を喜んだ。
By サッカーキング編集部
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