CL連覇を成し遂げたレアル・マドリードのクロース [写真]=AMA/Getty Images
レアル・マドリードに所属するドイツ代表MFトニ・クロースが今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝で着用したユニフォームをチャリティーオークションに出品したところ、驚きの落札価格を記録したとして話題を呼んでいる。10日付のスペイン紙『アス』などが報じた。
2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選やFIFAコンフェデレーションズカップ2017を戦うドイツ代表から外れたクロースは9日、自らが設立した慈善団体『Toni Kroos Stiftung』が主催するチャリティーイベントに参加。母国のケルンで行われた同イベントには、ヴィッセル神戸への加入が決まっている元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキやバイエルン元監督のユップ・ハインケス氏、ドイツサッカー連盟のラインハルト・グリンデル会長など、総勢約450名の著名人が招待されたという。
そして、様々な催し物が行われるなか、最も注目を集めたのがオークションだった。クロースは、今シーズンのCL決勝・ユヴェントス戦で着用した背番号8のユニフォームを出品。すると、その落札価格は約64万ユーロ(約800万円)を記録したそうだ。同選手はイベント終了後、SNSを通じて「僕の予想をはるかに上回る結果だった。今夜のことは一生忘れないよ」と感謝のコメントを発表している。
『Toni Kroos Stiftung』は、重病を患う子供たちを支援する目的で2014年に設立。今回のイベントの収益金もすべて、同団体の活動費に充てられるという。
(記事/Footmedia)
By Footmedia