今夏、ネイマール(左)とムバぺ(右)を獲得したPSG [写真]=Getty Images
いよいよ開幕を迎えるチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージに参加する全クラブが、今夏の補強に費やした金額の合計は、3000億円を超えていたようだ。11日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
『アス』は、グループステージに参加する全32クラブの今夏の補強支出の合計を算出。その額は24億2760万ユーロ(約3175億円)に到達したという。
補強支出額ランキングのトップには、ブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・ムバペ(表面上はレンタル移籍)といったビッグディールを成立させ、総額4億1800万ユーロ(約547億円)を費やしたパリ・サンジェルマン(PSG)が君臨。
マンチェスター・C、バルセロナ、チェルシーの3クラブがそれに続き、この上位4クラブだけで、全体の合計金額の46パーセントにあたる11億1680万ユーロ(約1461億円)を費やしていたそうだ。
一方で、昨シーズンのCL王者であるレアル・マドリードは4250万ユーロ(約56億円)にとどまり、32クラブ中16位。“銀河系”とされる補強が例年話題となっていたビッグクラブが“中位”という結果を、『アス』は「最も信じがたいこと」と記している。
国別で見ると、マンチェスター・C、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、マンチェスター・Uが参加するイングランドが、5クラブ合計8億680万ユーロ(約1055億円)でトップ。2位には、PSGとモナコの2クラブが参加するフランスが、5億2000万ユーロ(約680億円)でランクインした。また、4シーズン連続で優勝クラブを輩出しているスペインは、レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、セビージャの参加4クラブの合計が3億7680万ユーロ(約493億円)となり、3位となっている。
費やした金額と結果が釣り合わないことが多々あるのがサッカーの世界。果たして、今シーズンのビッグイヤーは、32クラブの中のどのクラブが獲得することになるのだろうか。
(記事/Footmedia)
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