[写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ(GS)第2節が、2日と3日の両日に行われる。第1節では、大会の主役を担うトッププレーヤーの活躍のみならず、未来のサッカー界を担うであろう若手選手たちもピッチ上で輝きを放った。そこで今回は、今大会ブレイクスルーが期待される7名のヤングスターたちを紹介する。
写真=ゲッティイメージズ
ジェイドン・サンチョ(ドルトムント/MF)
生年月日:2000年3月25日(18歳)
マンチェスター・Cのアカデミー育ちで、「イングランドのネイマール」と称されることもあるドリブラー。昨夏にドルトムントへの完全移籍を果たすと、今季はリーグ開幕6試合で5アシストを記録。すべて途中出場ながら、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドらの4アシストを上回って、欧州主要リーグのアシストランキングでトップに立っている。CLデビュー戦となったGS第1節のクラブ・ブルージュ戦では先発出場を果たしており、レギュラー奪取の日も近い。
フィル・フォーデン(マンチェスター・C/MF)
生年月日:2000年5月28日(18歳)
昨年開催されたU-17ワールドカップで、サンチョと共に世界制覇を達成。さらに大会MVPを獲得した。足元の技術と繊細なパスは、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタにも例えられるが、スペースを見つければ得意の左足で積極的にゴールを狙う。9月25日のカラバオ・カップでは、トップチームでの初ゴールをマーク。ワールドクラスがひしめくマンチェスター・Cでも定期的に出場機会を与えられており、昨季はCL3試合に出場した。ペップ・グアルディオラ監督も「彼は天からの授かりものだ」と賛辞を惜しまない。
ジョー・ゴメス(リヴァプール/DF)
生年月日:1997年5月23日(21歳)
昨季途中から右サイドバックのレギュラーに定着すると、今季はフィルジル・ファン・ダイクとセンターバックコンビを形成。好スタートを切ったチームで不動の地位を築きつつある。最大の持ち味は、188cmの長身を生かした力強い守備と足の速さ。ボール扱いにも長けており、ビルドアップも難なくこなす。パリ・サンジェルマンとのGS第1節では中央を破られて、キリアン・ムバッペに同点ゴールを許したが、「彼は今後15年、イングランド代表のセンターバックを務める選手になれる」という声も聞こえてくるほどポテンシャルは高い。悲願の欧州制覇へ鍵を握る選手の一人だ。
フレンキー・デ・ヨング(アヤックス/MF)
生年月日:1997年5月12日(21歳)
バルセロナやマンチェスター・U、トッテナムといったビッグクラブが、水面下で激しい争奪戦を繰り広げているという注目株。若きタレントが揃うアヤックスの中でも、一際大きな注目を集めている。もともとは中盤の選手ながら、センターバックとしてもプレー可能。AEKアテネとのGS第1節では最後尾から次々と好パスを配給し、3-0の快勝に貢献した。もっとも、最大の特長はドリブルで、緩急を自在に操る独特のタッチで自陣から単独でボールを運ぶことができる。最後列で守り、攻撃時には最前線まで攻め上がって攻撃に参加する“リベロ”として、要注目の選手だ。
ゲドソン・フェルナンデス(ベンフィカ/MF)
生年月日:1999年1月9日(19歳)
ベンフィカの下部組織で育ったセントラルMFで、すでに1億ユーロ(約132億円)の違約金が設定されているという。今年8月に行われたフェネルバフチェとのCL予選でトップチームデビューを果たすと、敵地での一戦では値千金の先制ゴールをマーク。本戦出場の立役者となった。すると9月6日には、終盤の数分間の出場ながら、クロアチア戦でA代表デビュー。一躍シンデレラボーイとなった。バイエルンとのGS第1節でも先発メンバーに名を連ねており、今後さらなる飛躍が期待される。
ホッセム・オーアル(リヨン/MF)
生年月日:1998年6月30日(20歳)
欧州屈指と評されるリヨン・ユースが生んだ「近年の最高傑作」。UEFA(欧州サッカー連盟)が選出した「今年ブレイクし、2019年には誰もが知っている選手になるであろう若手」の一人で、OBのカリム・ベンゼマも“お気に入りの選手”に彼の名前を挙げている。イニエスタを思わせるエレガントなタッチが魅力で、昨季はリーグ戦32試合に出場して6得点を記録。今季もリーグ戦は全8試合に出場し、2得点を挙げている。マンチェスター・C相手に金星を挙げたGS第1節でも、フル出場を果たした。
フョードル・チャロフ(CSKAモスクワ/FW)
生年月日:1998年4月10日(20歳)
U-15からロシア代表に名を連ねるエリートで、今夏のワールドカップでは予備登録メンバーにも名を連ねていた。迎えた今季、ロシア・プレミアリーグでは開幕9試合で7得点を記録。早くもキャリアハイの得点数をマークし、得点ランキングでは単独トップに躍り出た。さらに、プルゼニとのアウェイゲームとなったGS第1節でもCL初ゴールを挙げるなど、目下絶好調。王者レアル・マドリードをホームに迎える第2節でも活躍が期待されている。今夏、ベガルタ仙台から電撃加入を果たした西村拓真の直接のライバルにも当たり、今から注目しておいて損はない。
(記事/Footmedia)
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