レアル・マドリードに所属するDFマルセロ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するブラジル代表DFマルセロが、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグのチェルシー戦を欠場する可能性があるようだ。スペイン紙『エル・ムンド』が28日に報じた。
レアル・マドリードは27日にホームで行われたファーストレグでチェルシーと1-1のドローで終わった。セカンドレグは5月5日にイギリス・ロンドンで行われる。マルセロはファーストレグに先発出場したが、セカンドレグは意外な理由で欠場を強いられる可能性があるようだ。
チームは敵地でのセカンドレグに向けて、前日の5月4日にマドリードからロンドンに移動する予定。しかし、マルセロは5月4日にマドリードで行われる地方選挙の選挙管理委員に選ばれたため、投票所での作業に参加しなければいけないという。試合前日にチームとともに移動することができなくなり、チーム合流が試合当日になるため、欠場となる可能性があるようだ。
スペインでは選挙の際、選挙人名簿に登録されている人が無作為に選ばれ、投票所での任務に招集されるという。ブラジル出身のマルセロは、2007年からレアル・マドリードに所属し、2011年にスペイン国籍を取得。他のスペイン人と同様に招集される可能性があり、今回は不運にもチェルシー戦前日というタイミングで選ばれたようだ。
正当な理由があれば、投票所での作業は免除されるようだが、現時点でレアル・マドリードの訴えは選挙委員会に却下された模様。それでも、同じポジションのフランス代表DFフェルランド・メンディが負傷離脱によりセカンドレグの出場も不透明のため、クラブはマルセロを試合に出場させるために申し立てを続けるようだ。
なお、過去にも同様の事例があり、2019年11月にレバンテのスペイン人GKアイトール・フェルナンデスが試合日と同じ日に投票所での任務に選ばれていた。だが、当時はクラブの訴えが受け入れられ、免除となったアイトールは無事にアウェイでのアスレティック・ビルバオ戦に出場していた。
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By サッカーキング編集部
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