第2戦は敗戦もCLベスト8進出…サラー「重要なのは突破したこと」

　リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、チャンピオンズリーグ（CL）ベスト8進出の喜びを語った。欧州サッカー連盟（UEFA）の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

　CL決勝トーナメント1回戦（ラウンド16）セカンドレグが8日に行われ、リヴァプールはインテルと対戦。ホームで行われた一戦は0－1で敗れたものの、ファーストレグを2－0で先勝していたため、2試合合計2－1とし、リヴァプールが準々決勝進出を果たした。

　フル出場したサラーは試合後、イギリスメディア『BT Sport』で「彼らは難しい相手だった。アウェイゲームでも彼らはとても良かったけど、なんとか勝利を手にすることができていた。今日は最初から苦しんだ。でも後半は少しボールを持つことができた。最も重要なことは僕たちが突破したということだ。次の試合ではもっと良くなることを願っている」と振り返った。

　また、この試合では何度か決定機を迎えていたサラーだが、いずれのシュートもポストを直撃し、得点を決めることができなかった。このことについて聞かれた同選手は「2回ポストに当たってしまった。でも、大丈夫だ。もしかしたら、次の試合では3ゴールを決めるかもしれないしね」と語り、自分の得点よりもチームの結果が重要であることを強調した。

「チームが通過する限りは、自分のことについてはそれほど気にしていない。この試合には負けてしまったが、もしかしたらそれが後押しになるかもしれない。多分僕たちは心のどこかで自信過剰になっていたかもしれない。学ぶにはとても良い試合だったと思う」

「試合に勝つことは常に重要だ。今夜は3回もバーに当たり、多くのチャンスを逃した。フットボールではそのようなことは起こり得る。良いことは突破したということだ。誰もがチャンピオンズリーグそして、プレミアリーグを優勝したいと思っている。僕たちは両方の優勝を目指して戦っている。どのようになるかは見ていこう」