2季連続CL・GS敗退の瀬戸際…バルサのシャビ監督「試合の主人公になり、勝つことを心がける」

　バルセロナのシャビ監督が、26日に控えているチャンピオンズリーグ（CL）・グループステージ第5節のバイエルン戦についてコメントした。25日、スペインのラジオ局『カデナ・セール』が伝えている。

　現在、バルセロナはCLグループステージ敗退の瀬戸際に追い込まれている。本拠地『Spotifyカンプ・ノウ』で行われるバイエルン戦で勝ち点3を奪い取ることは“絶対条件”であり、なおかつ決勝トーナメント進出を争うライバルであるインテルが、本拠地『スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ』でのプルゼニ戦で勝ち点を取りこぼすことを期待しなければならない。インテルvsプルゼニはバルセロナvsバイエルンより約2時間ほど前に行われるので、試合結果次第でバルセロナは決勝トーナメント進出が絶たれたうえでバイエルン戦に臨む可能性もある。

　2シーズン連続のCLグループステージ敗退が決定的となっている現状について、シャビ監督は「自分たちの手中にあったはずの事柄を、ミスによって自分たち次第ではない状況にしてしまった」と分析。それでも、同指揮官はバイエルン戦に向けて気持ちを奮い立たせた。

「試合の主人公になること、そして何よりも試合に勝つことを心がけなければならない。（バイエルンは）非常に激しく、また戦術的に非常に良くできた相手だ」

「“一縷の望み”はあるが、状況は非常に厳しい。自分たちを信頼していないと、もっと多くの疑念が生まれてしまうんだ。（グループステージを）突破できない可能性が高いけど、それでもプレーしなければならない」