UEFAのPOTMに選出されたFWグリーズマン [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードのFWアントワーヌ・グリーズマンが、10日のドルトムント戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
2016-17シーズンを最後に遠ざかっているチャンピオンズリーグ(CL)の4強を狙うアトレティコ・マドリードは、ラウンド8でドルトムントと激突。本拠地『シビタス・メトロポリターノ』で行われたファーストレグで、UEFAのプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されるほどの活躍を見せたのは、当時を知る“7番”だった。先発フル出場となったグリーズマンは、相手DF2選手を引きつけてからのループパスでFWサムエウ・リーノの追加点をアシストした他、ハードワークも怠らないなど攻守に存在感。2-1の先勝に大きく貢献している。
試合終盤は反撃に転じたドルトムントの圧力に気押されると、クロスバーを叩かれるなど、あわや同点ゴールを許しかけたシーンもあった。それでも試合後、グリーズマンは「僕たちは勝った。それが重要なんだ。(試合の)結末は関係ない。最後に失点したことも、守備で後手に回ったことも残念なことだけど、なによりも勝つことが大切。しっかり休んで、次も勝ちに行こう」とセカンドレグを前に、一歩リードしていることを強調した。
また、試合前から大声援を送ったアトレティにも言及した同選手は「彼らは家に必要なものを買うよりも、クラブと一緒に旅をすることを好むんだ。アトレティコにいられることを喜ばしく思っている。僕がしたジェスチャーは、そういう人々に応えるためのもの。ベストな内容ではなかったかもしれないけど、準々決勝での勝利…それはとても重要なこと」と明かした。
7大会ぶりのセミファイナルが見えてきたと同時に、その対戦相手がバルセロナになる可能性が出てきた。グリーズマンは「リーガにとっては大きな意味を持つに違いないけど、まず重要なのは僕たち自身。準決勝に進むのは簡単ではないだろう」と“パルティード・ア・パルティード(1試合1試合)”の精神を示している。
ファーストレグで1点のアドバンテージを得たアトレティコ・マドリード。全てが決するセカンドレグは、16日に敵地『BVBスタジアム・ドルトムント』で行われる。
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By サッカーキング編集部
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