モナコを率いるアドルフ・ヒュッター監督は19日、バルセロナを撃破したチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節を振り返り、CLデビュー戦で躍動した若手選手たちに賛辞を送った。
ホームにバルセロナを迎えたモナコは立ち上がりの10分、トップ下の位置で先発した日本代表MF南野拓実が前線からのチェイシングでMFエリック・ガルシアの一発レッドを誘発。数的優位となると、16分にMFマグネス・アクリウシェのゴールで先制する。その後、FWラミン・ヤマルの得点で一時は追いつかれるも、71分に18歳のFWジョージ・イレニヘナが値千金の勝ち越し弾を決め、モナコが2-1で勝利した。
試合後、『UEFA.com』に対してヒュッター監督は「素晴らしい勝利であり、完璧なスタートだ。一部の選手にとっては初のCLだった。チームにとっても、ファンにとっても、クラブにとっても喜ばしいことだと思う」とコメント。そして、この試合に先発したCLデビュー組でもある22歳のアクリウシェ、20歳のMFラミン・カマラ、19歳のMFエリース・ベン・セギルといった若手の名前を挙げ、彼らの活躍を「誇りに思う」と語り、「これが私たちがモナコでやりたいことなんだ。選手たちには満足しているし彼らにとっても重要な記憶になるだろう」と続けた。
また、自身にとって初めてのCL本大会となったヒュッター監督は、「初めての試合であり、初めての勝利だった。決して忘れることはないだろう。ファンにとっても印象深い試合になったはずだ。チャンピオンズリーグのアンセムはいいものだね」と、自身の初体験を振り返りつつ、「私は監督としてこの試合に集中していた。退場により優位になったが、試合の入りは良かったし、総合的に見ても私たちは勝利に値したと思っている」と述べ、バルサ相手に勝ち点3を手にした一戦への手応えを口にした。
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By サッカーキング編集部
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