PSG撃破につながる先制点を奪ったハヴァーツ [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節が10月1日に行われ、アーセナル(イングランド)はパリ・サンジェルマン(PSG/フランス)を2-0で下した。試合後、先制点を挙げたアーセナルのドイツ代表MFカイ・ハヴァーツが、『UEFA.com』を通して試合を振り返った。
試合は立ち上がりからアーセナルが主導権を握ると、20分にはベルギー代表FWレアンドロ・トロサールの上げたクロスボールをハヴァーツがヘッドで沈め、ホームチームが先制。続く35分にはアーセナル得意のセットプレーから、イングランド代表FWブカヨ・サカが追加点を奪い、2点をリードして前半を終える。後半に入ると、流れを引き戻したPSGに押し込まれる時間も続いたが、無失点で乗り切り、ホームで今季のCL初勝利を飾った。
同試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)にも輝いたハヴァーツは「僕らは自分たちが見せたパフォーマンスに自信を持っていいはずだ。特に前半は素晴らしいゲームを見せることができた。敵陣で時間を進め、彼らに何度もプレッシャーをかけることができた」と総括。「あと1点は取れたと思うし、もう少し多くのゴールが決められたらもっと良かったね」とさらなる改善も誓っている。
PSGに押し込まれる時間が長くなった後半についても「少し自陣低い位置で構えることが続いたけど、それでも彼らに多くの決定機は与えていない」と言及し、「全体的に喜んでいいパフォーマンスが見せられたんじゃないかな」と、強豪相手の勝利を受けて喜びを露わにした。
「PSGは間違いなくトップチームで、ホームでの試合だろうとタフな相手であることに違いはない。まだシーズンははじまったばかりだけど、このような相手に勝ちたかったんだ。どんな強豪が相手でも、このような試合に勝つための準備ができていることを示せたと思う」
自らのゴールシーンについては「(ジャンルイジ・)ドンナルンマが飛び出してきているのは見えていた。彼は少し飛び出しが遅れたんだと思う。僕は先にボールに触れることができたね。それこそがあのシーンで最も大事なこと。良いチョイスだったと思う」と振り返っている。
また、7シーズンぶりにCLの舞台に舞い戻った昨季、アーセナルは躍進が期待されながらも、バイエルンに敗れてベスト8で姿を消した。ハヴァーツは「準々決勝で敗退した昨シーズンから、僕らは学んだ。何よりもチームとして成長したし、1年が経過して個人としてもさらなる磨きがかかっている」と話し、悲願のCL初制覇に向けて「これからやってくるすべてのチャレンジに対しても、僕らの準備は万端だ」と意気込んだ。
PSGとの一戦を制したことで、アーセナルは今季のCLでの成績が1勝1分となった。アーセナルはここからCLでホーム連戦となり、次節は22日にシャフタール・ドネツク(ウクライナ)と対戦する。
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By サッカーキング編集部
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