PKを決めたディ・マリア[写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節が10月2日に行われ、ベンフィカ(ポルトガル)とアトレティコ・マドリード(スペイン)が対戦した。
ホームのベンフィカは、CLリーグフェーズ第1節でツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)に2-1で勝利。一方、アウェイのアトレティコも、初戦でライプツィヒ(ドイツ)に終了間際の劇的な得点で逆転勝利。ともに2連勝を目指して第2節に臨んだ。
前半立ち上がりからホームのベンフィカが決定機を作る。7分にはコーナーキックからヴァンゲリス・パヴリディスが高い打点でヘディングシュート。しかし、至近距離からのシュートはGKヤン・オブラクが好セーブし、得点を許さなかった。
それでも13分にベンフィカが試合を動かす。高い位置でボールを奪うと、フレデリク・アウルスネスのパスをケレム・アクトゥルコールがワントラップからシュート。これがゴールネットを揺らし、ベンフィカが先制に成功した。
先制を許したアトレティコは、なかなか決定機を作ることができない。36分にはサムエル・リーノのクロスがゴール方向へ飛んだが、クロスバーに跳ね返ってゴールには至らなかった。
一方、ベンフィカもスローインからカウンターを発動し、最後はヴァンゲリス・パヴリディスがゴール前でフリーでシュートを放ったが、枠を捉えられなかった。前半は1-0のままで折り返す。
後半立ち上がりに再び試合が動いた。ペナルティエリア内でヴァンゲリス・パヴリディスが倒されてベンフィカがPKを獲得。52分、このPKをアンヘル・ディ・マリアが冷静に決めて、追加点を奪った。
その後もベンフィカはディ・マリアが右サイドから抜け出してゴール前からシュートを放つなど、守りに入ることなく積極的に攻撃を仕掛けた。すると75分、コーナーキックからアレクサンダー・バーがヘディングシュートを決めて、リードを3点に広げた。
さらに82分にはゼキ・アムドゥニがペナルティエリア内で倒されて再びPKを獲得。これを今度はオルクン・コクチュが決めて、4点差に広げた。
試合はこのまま4-0で終了。快勝したベンフィカは今大会2連勝スタート。一方、敗れたアトレティコは1勝1敗となった。
次節、ベンフィカはフェイエノールト(オランダ)と、アトレティコはリール(フランス)と、23日にともにホームで対戦する。
【スコア】
ベンフィカ 4-0 アトレティコ・マドリード
【得点者】
1-0 13分 ケレム・アクトゥルコール(ベンフィカ)
2-0 52分 アンヘル・ディ・マリア(PK/ベンフィカ)
3-0 75分 アレクサンダー・バー(ベンフィカ)
4-0 84分 オルクン・コクチュ(PK/ベンフィカ)
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By サッカーキング編集部
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