ベンフィカに勝利したバイエルン [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節が6日に行われ、バイエルン(ドイツ)とベンフィカ(ポルトガル)が対戦した。
ここまで3試合を消化したリーグフェーズで1勝2敗を記録し、勝ち点「3」の25位につけているバイエルン。ディナモ・ザグレブとの初戦を9-2で勝利した同クラブだったが、以降はアストン・ヴィラとバルセロナに敗れて連敗を喫した。ノックアウトステージへのストレートインに向け、勝利必須のなかで激突するのは16位ベンフィカ。2勝1敗と上々のスタートを切ったポルトガルの名門から、本拠地『アリアンツ・アレーナ』で白星を奪うことができるだろうか。
試合は、立ち上がりからホームのバイエルンが相手を圧倒。ベンフィカの堅いブロックやGKアナトリー・トルビンの好セーブに苦しめられるなか、33分に大きな決定機を作り出す。自陣深くでベンフィカのカウンターをカットし、GKマヌエル・ノイアーの縦パスで相手を裏返すことに成功。素早く繋いでボールを前進させ、ピッチ中央でパスを受けたジャマル・ムシアラがドリブルを開始する。バイタルエリアまで運んだタイミングで右サイドのハリーケインへラストパス。左足でシュートを放つがGKトルビンに防がれてしまった。
直後の38分には、バイエルンが左サイドでコーナーキックを獲得。ショートコーナーからミカエル・オリーズが送ったクロスは大外に流れ、待ち受けていたケインが豪快にボレーを放つ。ボールはGKトルビンに弾かれ空中へ。ゴール前での競り合いがこぼれ球となり、最後はセルジュ・ニャブリが強烈なダイレクトボレーをお見舞いする。しかし、またもGKトルビンがビッグセーブを披露。バイエルンの決定機を次々に防いでいく。
そんななか、67分にバイエルンがベンフィカの牙城を崩す。ポゼッションで相手を押し込みながら、ボールを左から右に展開。コンラート・ライマーのパスを受けたレロイ・サネが、ワンタッチでゴール前にクロスを蹴り入れる。ファーにポジションを取ったケインがマーカーを抑え込みながらヘディング。折り返したボールをムシアラが頭で合わせ、猛攻を仕掛けるバイエルンがついにスコアを動かした。
以降も怒涛の攻撃を見せたバイエルンだったが追加点は遠く。それでも被シュートを1本に抑える盤石の試合運びを披露し、ベンフィカを相手に1-0の勝利を収めた。次節、バイエルンは26日にホームでパリ・サンジェルマン(PSG/フランス)と対戦。ベンフィカは27日にアウェイでモナコ(フランス)と対戦する。
【得点者】
1-0 67分 ジャマル・ムシアラ(バイエルン)
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By サッカーキング編集部
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