アストン・ヴィラ戦に先発した旗手怜央 [写真]=Getty Images
セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央が29日、チャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズ・第8節のアストン・ヴィラ戦でアシストを記録した。
ここまで7試合を消化したリーグフェーズで3勝3分1敗を記録し、勝ち点「12」を積み上げているセルティック。直近のCLで5試合無敗を維持する同クラブは、前節にヤングボーイズから勝利したことでプレーオフ以上への進出を確定させた。しかし、同試合では終盤に前田大然が退場となり今節は出場停止のため欠場。古橋亨梧もレンヌへの完全移籍が決まったため、今節は旗手のみが先発出場を飾った。
ゲームは開始早々の3分にモーガン・ロジャーズの得点でアストン・ヴィラが先制すると、3分後にもM・ロジャーズが追加点を挙げてリードを広げる。一方、アウェイで出鼻を挫かれたセルティックも36分に反撃。テンポの良いパスワークでアストン・ヴィラのブロックを乱すと、中央でボールを受けた旗手がワンタッチで左サイドに展開する。抜け出したグレッグ・テイラーがクロスを送り、ボールが相手選手に当たったことでディフレクト。こぼれ球をアダム・イダがアクロバティックに押し込んで1点を返した。
さらに直後の38分、再び旗手がセルティックの得点を演出する。敵陣右サイドでのパスワークに旗手が加わり、アウェイチームが小気味好いポゼッションを披露。アルネ・エンゲルスがヒールでスルーパスを送り、ペナルティエリア右角から旗手がポケットに抜け出す。ゴール前の状況をうかがいながらグラウンダーのクロスを入れると、飛び込んできたアダム・イダが反応。ダイレクトでネットに叩き込み、貴重な同点弾をマークした。
ゲームを振り出しに戻したセルティックだったが、60分にオリー・ワトキンスが勝ち越し弾をゲット。終了間際の後半アディショナルタイムにはM・ロジャーズがハットトリックを達成し、セルティックを突き放す。結局、そのまま試合は4－2で終了してアストン・ヴィラが勝利。リーグフェーズ8位フィニッシュを確定させ、決勝トーナメントへのストレートインを決めた。セルティックが臨む決勝トーナメントプレーオフは来月11日から開幕。アストン・ヴィラが進出する決勝トーナメント本戦のラウンド16は3月4日にスタートする。
【得点者】
1－0 3分 モーガン・ロジャーズ（アストン・ヴィラ）
2－0 5分 モーガン・ロジャーズ（アストン・ヴィラ）
2－1 36分 アダム・イダ（セルティック）
2－2 38分 アダム・イダ（セルティック）
3－2 60分 オリー・ワトキンス（アストン・ヴィラ）
4－2 90＋1分 モーガン・ロジャーズ（アストン・ヴィラ）
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By サッカーキング編集部
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