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コンパニ監督、敵地でセルティックを破った重要性を語る「私はこの場所を知っているが…」

2025.02.13

バイエルンを率いるコンパニ監督 [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメントプレーオフ・ファーストレグが12日に行われ、バイエルンはセルティックを2-1で下した。試合後、バイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督が、『UEFA.com』を通して試合を振り返った。

 試合はキックオフ直後にセルティックのゴールがオフサイドで取り消され、バイエルンとしては肝を冷やす場面もあったものの、前半は時間の経過とともにバイエルンが主導権を握る。終了間際の45分には、ボックス右付近でロングフィードを引き出したフランス代表FWミカエル・オリーズが、目の覚めるような一撃をニア上に突き刺し、先手を取った。

 後半に入ると、立ち上がりの49分に左コーナーキックからイングランド代表FWハリー・ケインがボレーシュートで追加点をゲット。終盤に差し掛かるとセルティックに押し込まれる時間も増え、79分には日本代表FW前田大然に1点を返されたものの、反撃はこの1点に抑え、2-1でタイムアップ。負傷離脱が続いていた同DF伊藤洋輝が78分よりピッチに立ち、バイエルンデビューを果たした一戦を白星で飾った、

 試合後、コンパニ監督は「これはあくまでも前半戦の結果にすぎない」と主張し、セカンドレグの90分間に向けて気を引き締めた。一方で、ファーストレグ単体で見ると「素晴らしい結果だと思う」とし、「セルティックがこのスタジアムで負ける姿はなかなか見られない。そんな重要な試合で勝利を収めることができたのだから、感謝しなければならないね」と語った。

 また、かつて選手として『セルティック・パーク』のピッチに立ったこともあるコンパニ監督は、「私はこの場所を知っているが、時には本来の力を超越するほどのパフォーマンスを見せられる舞台であることも知っている」と明かすと、「だからこそ、我々はそんな環境であることを念頭に置いてプレーしなければならなかった。うまく適応し、相手を勢いに乗せるようなこともなかった」と勝因の一つにも言及。「終盤のおよそ10分間は守備に追われたが、そこでもうまくプレーできたと思う。あの時間帯に、ゲームを活気付けさせるようなことがあれば、相手の選手は『ここは特別な場所だ』と感じて、より一層の勢いを得たはずだ。だからこそ、守備でも良いパフォーマンスを見せられたことは本当に大きい」とチームを称えた。

 アウェイでのファーストレグを先勝したことで、バイエルンは大きなアドバンテージを手にしてホームへ帰還することとなる。「我々も同様に、ホームゲームではかなり良い成績を残せている。地の利を活かしてプレーしたい」と意気込んだ。

 バイエルンがホームにセルティックを迎えるセカンドレグは、18日の29時00分(19日の5時00分)にキックオフを迎える。

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By サッカーキング編集部

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