PSGの同点ゴールを挙げたドゥエ(中央) [写真]=Icon Sport via Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝ファーストレグが9日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)はアストン・ヴィラを3-1で下した。PSGを率いるルイス・エンリケ監督の試合後コメントを、『UEFA.com』が伝えている。
リーグ・アン4連覇を確定させたPSGが、2年連続の4強入りを目指してキックオフを迎えたゲームは、序盤からホームチームが主導権を握ったものの、35分にカウンターからイングランド代表MFモーガン・ロジャーズに先制ゴールを許す。それでも、直後の39分、左サイドからカットインしたフランス代表FWデジレ・ドゥエが見事なミドルシュートを突き刺すと、後半立ち上がりの49分には、テクニカルな突破からジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアが左足でニア上を撃ち抜き、逆転に成功。後半アディショナルタイムには、ポルトガル代表DFヌーノ・メンデスがトドメを刺し、3-1でタイムアップを迎えた。
試合後、L・エンリケ監督は「今日の試合は勝利に値するパフォーマンスを見せられたと思う。試合終了間際の追加点は、我々に大きな自信を与えてくれたね。セカンドレグのことを考えるのはこれからだ。もちろん、難しい試合が待っているだろう」と総括。「事前に思い描いていたような、理想的なパフォーマンスだった」と満足感を示した。
また、「対戦相手が何を仕掛けてくるか、常に分析するようにしている」と話すL・エンリケ監督は、ウナイ・エメリ監督が率いるアストン・ヴィラの特徴を「相手は常に攻撃を仕掛けてくるチーム」との言葉で説明。そんなアストン・ヴィラに対して、PSGがチームとして見せたパフォーマンスを、次のように称えている。
「我々は本当に素晴らしいプレスを続け、相手に多くのロングボールを蹴らせた。確かに、彼らはいつもより守備的に振る舞っていたかもしれない。それでもなお、彼らはそこから相手を陥れる攻撃の策を持っているチームだ」
「事前に思い描いていたような、理想的なパフォーマンスだった。彼らがセットプレーで我々を苦しめようとしていることはわかっていたし、うまく対処してくれたね。ミドルゾーンよりも後方でブロックを組むチームを攻略し、チャンスの数を増やすことは、どんなチームだろうと決して簡単ではないが、今日の我々は幾度となくゴールを脅かすことができた。ハイプレスを完遂し、トランジションで違いを生み出せたことが本当に大きかった」
加えて、先制点を許した後、圧巻のスーパーゴールを叩き込んだドゥエには、「彼は1対1のスペシャリストだ。それだけでなく、素晴らしいシュート技術と守備力も兼ね備えている」と言及。「私は非常に幸運だ。ベンチにいることの多かった選手だろうと、違いを生み出せるクオリティーを持っているからね。このようなタレントを擁するチームを持つことができるのは、当たり前ではない」と語った。
セカンドレグはおよそ1週間後の15日に行われ、アストン・ヴィラが本拠地『ヴィラ・パーク』にPSGを迎える。
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By サッカーキング編集部
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