CL準々決勝へ駒を進めたレアルのアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、“宿敵”アトレティコ・マドリードとの死闘を振り返った。12日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグが12日に行われ、レアル・マドリードは敵地でアトレティコ・マドリードと対戦した。本拠地でのファーストレグを2-1で終えたレアル・マドリードだったが、この日は試合開始からわずか28秒で失点する厳しい展開に。それでも、追加点を与えずに延長戦まで戦い抜くと、PK戦を4-2で終え、5シーズン連続でベスト8へ駒を進めた。
同じ街を拠点とする“宿敵”との死闘を制したレアル・マドリード。CLでは2度の決勝戦を含めて5度目の顔合わせとなったが、そのすべてでレアル・マドリードがダービーを制している。試合後、アンチェロッティ監督は「アトレティコとの試合はいつもそうだが、今回も難しかった」と前置きしつつ、次のように言葉を続けた。
「タイトで拮抗した試合だった。アトレティコ相手にそれ以外の試合をするのは非常に難しい。彼らはハードワークし、素晴らしい守備位置を取り、互いに助け合っている。我々には主導権を握るチャンスもあったが、考えていたのはこのラウンドを突破することだけだ。相手は守備を固め、カウンターを狙っていたので、優先すべきことは効果的なポゼッションを維持し、試合を複雑にしないことだった。チャンスを作るのは難しいが、試合は互角だったと思う」
また、PK戦での勝利については「宝くじのようなもので、表が出るか裏が出るかだ。そして今日は表が出た。アトレティコが良いレベルでプレーしていたことに疑いの余地はない。彼らは誇りを持ってこの大会を去るだろう」とコメントしている。
大会連覇を目指すレアル・マドリードは準々決勝でアーセナルと激突する。
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By サッカーキング編集部
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